少人数保育
0才児クラスは定員いっぱいまでとらず、1学期は3~4人でスタートします。
1.2才児クラスは園児12人に対し3人の教師であたります。
3才児クラスは、園児約10人~15人に対し1人の教師。
4・5才児クラスでも、15人~17人でのクラス編成です。
 ひとりひとりを大切に、子どもたちの心にとどく保育を目指しています。

自由(創造)保育
子どもが興味を持った事柄から制作やごっこ遊び、学びに広げていく自由・創造保育。しょうえい幼稚園の保育は教師主導の知識の詰め込みではなく、子どもたちが主体です。受け身ではなく子ども自身のアイデアから作り出していく保育なので子どもたちは夢中になって遊びに没頭できます。
具体的には、絵本や日々の遊びから興味を持ったことを発展させて、学期ごとにテーマを決めて取り組み、表現会やうんどう会では学年ごとに遊んできたテーマをもとにした出し物を披露したりすることもあります。
例えば、昨年の年少さんはサーカスの絵本を読んだことから、動物やサーカスの技に興味を持ち、綱渡りや玉乗り、火の輪くぐり、ラインダンスなどを毎日の遊びに取り入れていました。サーカス団として披露してくれました!小道具もみんなで工夫して制作しました。
恐竜に興味を持ったクラスでは、園庭の石を化石に見立てて図鑑で研究したり、段ボールで大きな骨格の模型を作ったりしました。自分たちの保育室で恐竜博物館を開き、他学年の教師やお友だちにチケットを配り、招待して遊びました。
このように、毎日の生活の中で子どもたちは自ら遊びを見つけ、遊びの中から考え学んでいきます。親や教師に言われたからする『指示待ち』ではなく、こうしたらもっと楽しいかも!と、自分から進んで考えたり、行動できる子どもたちです。教師がそれを見守り、必要な時は適切な援助をすることで、子どもたちの自主性や行動力、意欲を幼児期から養います。

幼児期は知識よりも(生きる)知恵を
知識の詰め込みの多い中、幼児期に本当に大切なことは心(感性)を育てることなのです。
乳児・幼児期の(小学校の準備のための)知識の教え込みはかえって心をゆがめてしまいます。
思春期に事件が多発している理由の一つであると考えられます。
大きい子も小さい子も一緒に自然豊かな園庭で遊び、草花や虫、アヒルやウサギなどの小動物ともふれあいます。遊びの中で、生きる力・考える力を養います。